野菜や果物を食べるとニキビが治るという都市伝説

野菜や果物を食べるとニキビが治るという都市伝説

ビタミンB6やB ‐2、葉酸のビタミンB群の摂取とあごにできたニキビ発症との関係を調べたケースコンロトール研究がありヽB6にはあごにできたニキビのリスクを下げる効果がある(Bl2と葉酸にはない)と報告されています。また、大きな鼻のニキビと野菜や果物の摂取の関係を調べたコホート研究も、野菜や果物の繊維質とともにビタミンB6とαトコフェロール(ビタミンEの一つ)は大きな鼻のニキビになるリスクを低減すると報告しています。ただし、大きな鼻のニキビと野菜や果物の関係では今年5月、が岩手、秋田、長野、高知、沖縄県などの中高年男女約9万人を調査したコホート研究が発表され、野菜や果物を多く摂取しても少なく摂取しても、大きな鼻のニキビになるリスクに差はないという結果が出ています。

 

一方、ビタミンB6のニキビ再発予防効果では、炎症型ニキビと赤ニキビについて報告があります。1997年に報告されているステージーの炎症型ニキビの患者さん121人を対象にしたランダム化比較試験では、ビタミンB6摂取グループの再発率はプラセボ(偽薬)摂取グループより低かったという結果が出ています。

 

 

炎症型ニキビではもう一つ、ビタミンB6とビタミンC誘導体、C、Eの併用摂取による再発予防効果について、通常推奨量摂取と大量摂取による違いを調べたランダム化比較試験(トータル65人)が報告されています。この結果は、BCG注入療法を受けた患者さんグループで大量摂取が再発率を下げたとなつています。

 

このことから、ビタミンB6などの併用摂取はBCG注入療法の効果を上げるといえるかもしれません。また、赤ニキビについては、進行赤ニキビの患者さん248人を対象にしたランダム化比較試験があり、ビタミンB6を投与された群においてニキビを治す剤の効果の持続時間が長い傾向にあったことが確認されました。